こんにちは
韓国語を習得するために韓国へ語学留学やワーキングホリデーをする方、これから韓国語を勉強しようと考えている方が学ぶ選択肢として語学堂に通うことを検討する場合があるかと思います。
韓国留学する際、語学堂とはどういうところなのかをお伝えします。
語学堂とは
語学堂とは韓国語を学ぶ外国人のために大学が運営している語学学校のことです。
語学堂は普通1級から6級までレベルがあります。
1級はハングル文字の読み書きから6級は政治問題の授業まで
授業を受ける何日か前にオリエンテーションとレベル分けテストが実施されます。
そこでどの級で勉強するのか決まります。
授業は月曜から金曜日まで毎日9時から12時50分までです。
授業は先生が2名交替制で毎日、前半と後半に分かれて授業をするというシステムです。
宿題は先生によって量が全然違いますが、授業の内容はどのクラスも同じです。
学校なのでテストもあります。
中間テストと期末テストがあります。
成績に関わるミニテストも2回あるので3ヶ月の間に4回テストがありました。
学費は1学期(3か月)155,000円です。
学費は、申込みをする際に日本から送金する形になります。
テストで良い点をとった級ごとの優秀成績者には次の級の学費が免除になる制度もあります。
1位 100%負担
2位 75%負担
3位 50%負担
その他成績優秀者には10%負担という制度があります。
ちなみに皆勤賞もあり、景品が貰えたりします。
2学期以上勉強する人にとっては非常にいい制度だと感じました。
どんな人が授業を受けているのか
次にみなさんが気になるポイントは「どんな人が語学堂に通っているのか」ということだと思います。
語学堂に通っている人の年齢層は20代が一番多かったです。
稀に高校卒業と同時に韓国に来ている10代後半の人や30代、40代の方もいました。
国籍はアジア人が大半を締めています。
中国人と日本人がやはり多いです。
中国人は、そのまま大学に入学目的の学生が多いようです。
大学によって異なるようですが、語学堂で韓国語を学んだ後に大学に入学するための試験を受けられる制度がありました。
そのほかにもフランス人やベトナム人、モンゴル人などもいました。
1クラスの人数は10名から15名くらいです。
日本人は自分を入れて3人ぐらいになるように振り分けられています。
外国人の友達がたくさんできるので楽しいと思います。
外国人の友だちができるということは海外へ留学するメリットのひとつでもあります。
ただ、語学堂は外国人が韓国語を学ぶための学校なので韓国人と交流する機会はあまりありません。
せっかく韓国に韓国語を勉強しに来たんだから韓国人の友達がほしいと感じるようになってくるでしょう。
それを解決してくれる制度があります。
トウミ制度
トウミ制度とは、語学堂に通う外国人の生徒と大学に通う韓国人の学生をマッチングさせてくれる制度です。
トウミ制度は申込み制なのですが、申請が通れば韓国人の友達が作れるのでおすすめです。
韓国人の友達とソウル市内の観光地に足を運んだり、宿題を手伝ってもらったり、自分たちで相談して何をするか決められる点も楽しいです。
申請するときに簡単な作文(日本語OK)と学校に通う期間内で決められた日数以上は必ず会うということさえ守れば大丈夫です。
他大学は3級以上からトウミ制度を受けられるというところが多いようですが、弘益大学語学堂はなんと1級から申請可能です。
1級の学生には少し日本語が話せたり、英語が話せる韓国人の学生が割り当てられます。
トウミ制度の期間が終わる時にレポート(日本語OK)を書かなければなりませんが、簡単なので問題ないかと思います。
韓国人の友達を作りたいならトウミ制度を活用するのもいいですね!
まとめ
私は2学期の間、弘益大学の語学堂で韓国語を勉強をしていました。
振り返ってみると語学堂に通っていた時期が一番韓国語が伸びたと感じます。
これから韓国語を学ぼうと考えている方は語学堂に行くことも一つの選択肢として考えるのもいいかもしれません。
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