
韓国の語学堂には、トウミ制度というものがあります。
今回の記事では、私が韓国留学をした際にトウミ制度を経験した時のお話したいと思います。
- トウミ制度ってなに?
- どんな人と何をするの?
トウミ制度について体験談を交えてお伝えしていきます。
トウミ制度とは?
トウミ制度とは、主に語学堂に通う外国人留学生と韓国人大学生が交流できる制度です。
通う語学堂によってトウミ制度のルールなどは少しずつ違いますが、基本的には留学生1人に対して1人の韓国人留学生が付きます。
自分たちで話し合いをして何をするか決めます。
何をしたのか簡単なレポートを作成するというのが、流れになります。
語学堂に通う外国人留学生にとっては、韓国留学したもののなかなか韓国人と交流する機会がないという悩みがでてくることと思います。
自分から探しに行かないと周りにいる韓国人は語学堂の先生だけという状況にになりがちで、なかなか積極的に友達を作れないという人にもありがたい制度です。

どんな学生とマッチングされるのか?
トウミ制度でマッチングするのは韓国人の大学生です。
大学の中から留学生との交流を希望する学生が参加しています。
韓国人学生側のメリットとしては、大学の単位が取得できることや、外国人と交流ができるということです。
私が、韓国留学中に通っていた弘益大学語学堂では、基本的には同性同士になるようにマッチングされます。
なんと弘大語学堂は、1級からから申請が可能です。
さらに、まだ韓国語があまりできない人には少し日本語ができる学生が割り当てられるといった配慮もあります。(※応募者の状況によって異なる場合もあります。)
トウミ学生と何をするのか
トウミ制度で知り合った学生と何をして過ごすのかということですが、金銭の絡む行為や、犯罪行為以外であれば基本的には何をしても自由です。
弘大語学堂の場合は、5週間の間に6回以上会う必要があります。
多くの学生は、観光地めぐり、カフェで勉強などをして過ごしていました。
私は、食事をしたり、韓国の演劇を見にいったりしました。
韓国の文化を知ることができて貴重な経験になりました。
授業で学んだ韓国語を使って会話をしていくことで、能力が伸びるのを実感できます。
積極的に話してみましょう。
私のトウミはこんな人だった。
私は男性なので、トウミ学生も男性でした。(弘大のトウミ制度は基本同性同士になります。)
私のトウミ学生は横幅も背も高い大男というイメージでした。よく食べるので食事にいくことが多かったです笑
日本に短期留学をした経験があるそうで、簡単な日本語ができたのでコミュニケーションが全く取れないということはなかったです。
とても真面目で優しい学生だったので、外国人の私が普段体験できないような場所に連れて行ってくれたりして楽しい時間を過ごすことができました。

仲良くなるコツ サポートを期待しない
トウミ制度を申請して韓国人の学生と交流するときに、留学生活のサポートを期待してしまう人が多くいます。
もちろんお願いすればいろいろ手伝ってくれると思いますが、お互い対等な関係を築くことをオススメします。
相手も人間ですから、「次回会いたくないな」と思われないようにするにはこちらも相手を楽しませるという考えが必要だと思います。
韓国人学生側にもそれぞれ目的がありますので、相手の目的もしっかりと理解して、接することが大切です。
サポートばかりを求めると嫌われてしまう場合もありますので気をつけましょう。
そうしていくことで、トウミ学生と仲良くなることができます。
1回のトウミ制度は5週間ですが、その後も仲良くすることができると留学生活がもっと楽しくなります。
ぜひ、良い関係を築いて一生の友達を作ってみてください。